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Research Center for World Buddhist Cultures

世界仏教文化研究センター

活動内容

第5回『歎異抄』ワークショップ

開催日時
2019年3月1日〜3月3日
開催場所
Jodo Shinshu Center (バークレー)
講演者

【開催報告】

アメリカBerkleyの浄土真宗センターにて2019年3月1日(金)〜3月3日(日)、第5回『歎異抄』ワークショップが開催された。本ワークショップは、カリフォルニア大学バークレー校、大谷大学、龍谷大学の共同研究プロジェクトとして、近世における『歎異抄』の解釈書の精読と英訳作業を行なっている。

本年度のワークショップでは、約25名の研究者および大学院生・現地僧侶が参加し、4班に分かれてテキストの英訳化および議論を行なった。期間中には、モンタナ大学の阿満道尋氏、大谷大学の本多正弥氏および大谷裕氏、Institute of Buddhist Studies (IBS)のAmy Lynn Umezu氏による講演も行なわれ、活発な議論が交わされた。なお、次回のワークショップは6月に大谷大学にて開催予定である。

 

翻訳作業の様子1

 

 

翻訳作業の様子2

 

 

プレゼンテーションの様子

 

 

 

【2019年2月19日~22日】 国際会議 『意志と表象としての世界』を読み直す―全体構想、各巻主題、そして<ショーペンハウアーと「東洋」>―(龍谷大学世界仏教文化研究センター協賛)

開催日時
2019年2月19日(火)~22日(金)
開催場所
龍谷大学大宮キャンパス東黌301教室・北黌204教室
講演者

 

国際会議「『意志と表象としての世界』を読み直す」

 

<プログラム>
【2月19日】 東黌301教室
10:00

開会挨拶

 

10:30

Maria Lúcia Mello Oliveira CACCIOLA (University of São Paulo)
“The Presentation of A. Schopenhauer Philosophical Thought”
カシオーラ、マリア・ルシア・メッロ・オリベイラ(サンパウロ大学)
「A・ショーペンハウアーの哲学的思索の表出」

 

13:30

Yasuo KAMATA (Kwansei Gakuin University)
“The Duplicity of the Philosophical Consciousness– Arthur Schopenhauer’s Understanding of Philosophy”
鎌田康男(関西学院大学)
「哲学的意識の二重性 ―アルトゥーア・ショーペンハウアーの哲学理解」

 

15:00

Christopher JANAWAY (Southampton University)
“Different Kinds of Willing in Schopenhauer”
ジャナウェイ、クリストファー(サウサンプトン大学)
「ショーペンハウアーにおける異なる種類の意志」

 

16:30

Tadahiro OOTA (Kyoto University)
“On Limitation of Subjectivity and Role of Thing in itself in Schopenhauer’s Philosophy”
太田匡洋(京都大学)
「ショーペンハウアーにおける主観性の限界と物自体の役割」

 

19:00

懇親会

 

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【2月20日】 東黌301教室
9:00

Josef HLADE (Graz University)
“Die physiologische Kant-Interpretation in der zweiten Auflage von „Die Welt als Wille und Vorstellung“ und die Empirisierung des Transzendentalen im Neukantianismus”
フラーデ、ジョセフ(グラーツ大学)
「『意志と表象としての世界』第二版における生理学的カント解釈と新カント派における超越論的なものの経験化」

 

10:30

Alexander SATTAR (University of Mainz)
“Schopenhauers doppelter Metaphysikbegriff im Hinblick auf seine frühe Konzeption des ‚wahren Kritizismus‘ und ihre Quellen in Schellings und Fichtes Philosophie”
ザッター、アレクサンダー(マインツ大学)
「ショーペンハウアーの二重の形而上学概念およびその源泉としてのシェリングとフィヒテの哲学―初期の「真の批判主義」構想に関連して」

 

13:30

Akira NISHI (Kwansei Gakuin University)
“Die Offenbarung des Schönen im Schweigen des Willens: Schopenhauer contra Nietzsche?”
西章(関西学院大学)
「意志の沈黙における美の顕現―ショーペンハウアー contra ニーチェ?」

 

15:00

Philipp HÖFELE (University of Freiburg)
“Und „das Rad des Ixion steht still“: Zu einer Parallele im Willensdenken Schopenhauers und Schellings”
ヘフェーレ、フィリップ(フライブルク大学)
「そして「イクシオンの車輪は止まる」―ショーペンハウアーとシェリングの意志に関する思索における並行性について」

 

16:30

Oliver HALLICH (University of Düsseldorf)
“David Benatar – ein moderner Schopenhauerianer”
ハーリッヒ、オリヴァー(デュッセルドルフ大学)
「デイヴィッド・ベネター ―現代のショーペンハウアー主義者」

 

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【2月21日】 東黌301教室
9:00

Nate CARNEY
“Toward an Elucidation of the Connection between Aesthetics and Morality with Special Reference to Schopenhauer”
カーニー、ネイト
「美学と道徳の接続の解明に向けて ―ショーペンハウアーに注目して」

 

10:30

Yukiko HAYASHI (University of Mainz)
“Die Ethiklehre Schopenhauers in der Welt als Wille und Vorstellung– im Hinblick auf Realität und Wirklichkeit”
林由貴子(マインツ大学)
「『意志と表象としての世界』におけるショーペンハウアー倫理学―実在性と現実性の観点から」

 

13:30

Kosuke SHIMIZU (Ryukoku University)
“The Tragedy of the Kyoto School and its Relation to Nothingness”
清水耕介(龍谷大学)
「京都学派の悲劇とその「無」との関係」

 

15:00

Michihiro YOKOTA (Kyushu University)
“Daisetz Teitaro Suzuki’s Outlines of Mahayana Buddhism and its Relation with Schopenhauer”
横田理博(九州大学)
「鈴木大拙『大乗仏教概論』とそのショーペンハウアーとの関係」

 

16:30

Oswaldo GIACÓIA Júnior (University of Campinas)
“Anguish of Consciousness, Evil and Redemption: Aesthetics and Ethics in Arthur Schopenhauer´s Philosophy”
ジャコイア、オスワルド Jr.(カンピーナス大学)
「意識の苦悶、悪、そして救済―アルトゥーア・ショーペンハウアーの哲学における美学と倫理」

 

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【2月22日】 北黌204教室

9:00

Raphael GEBRECHT (University of Duisburg-Essen)
“Schopenhauers intellektuelle Anschauung als Grundlage der Willensmetaphysik”
ゲブレヒト、ラファエル(デュースブルク大学)
「ショーペンハウアーにおける意志形而上学の基礎としての知的直観」

 

10:30

Takao ITO (Soka University)
“Der Staat als Wille und Vorstellung”
伊藤貴雄(創価大学)
「意志と表象としての国家」

 

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Homepage: http://schopenhauer.org/wwv200/
Email: wwv200office@schopenhauer.org

 

【主催】

科研プロジェクト「ショーペンハウアー研究の新世紀へ―主著刊行200周年を機縁とした国際共同研究」(17H02281)

【協賛】
龍谷大学世界仏教文化研究センター

 

詳細: http://schopenhauer.org/wwv200/index.html

問合先:075-343-3458

ポスター
国際会議「『意志と表象としての世界』を読み直す」

第5回『歎異抄』ワークショップ参加者募集

開催日時
2019年3月1日(金)~3日(日)
開催場所
カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)
講演者

このワークショップは、浄土真宗において中核的な聖典であり、近代日本において最もよく読まれた宗教書である『歎異抄』について、その近世・近代の解釈書を精読し考察するものです。マーク・ブラム(カリフォルニア大学バークレー校教授)、マイケル・コンウェイ(大谷大学講師)、嵩満也(龍谷大学教授)がワークショップの指導に当たります。

 

このワークショップは、2021年まで年2回(2017年3月末にバークレー〔第1回〕、8月初旬に京都〔第2回〕、2018年3月初旬にバークレー〔第3回〕、6月下旬に京都〔第4回〕。なお京都での開催は、龍谷大学と大谷大学とが交互に開催する予定)、各3~4日の期間で開催することが予定されています。そしてこの度、第5回のワークショップが、2019年3月1日(金)、2日(土)、3日(日)に、カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)で開催されます。

ワークショップ全体は、『歎異抄』に関して近世・近代の日本において作られた解釈書(講録・講話)の読解を中心に構成され、その解釈の歴史が読み取れる詳細な注釈を加えた『歎異抄』の英文翻訳研究書を作成することを目的としています。そして、日本の宗教界と学界で種々に語られてきた『歎異抄』に関する広範な論説を検討し分析することによって、日本思想史におけるこの書の位置付けを明確にする英文論集の作成をも視野に入れてワークショップを進めます。

 

3月に開催される今回のワークショップでは江戸時代の解説書を中心に精読する予定です。対象は以下になります。

 

円智:『歎異抄私記』(1662年)

寿国:『歎異抄可笑記』(1740年)

香月院深励:『歎異抄講義』(1801-8年)

妙音院了祥:『歎異抄聞記』(1841年)

 

また、近代の『歎異抄』の注釈者たちの著作(暁烏敏『歎異鈔講話』(1911年)、近角常観『歎異鈔講義』(1930年)、曽我量深『歎異抄聴記』(1947年))や『歎異抄』の内容をテーマにした、前回のワークショップ参加者による研究発表も予定しています。

 

◆ 費用:参加費なし

◆ 参加条件:どなたでもご参加いただけますが、特に意欲のある大学院生を歓迎します。

◆ 応募方法(以下のご案内pdfを御覧下さい)

参加者募集のご案内

◆ 応募期限:2019年1月10日(木)

旅費補助について(龍谷大学世界仏教文化研究センター)

遠方から参加する有望な大学院生を支援するため、限られた人数になりますが交通費・宿泊費の一部を補助します。補助の必要性、本プロジェクトへの貢献の見込み等を基準に選考が行われますので、補助を希望される方は応募メールにその旨を説明した書類と、The Centers for Japanese Studies and Buddhist Studies at the University of California, Berkeleyに送った、ご自身の資格、応募動機、参加目的を説明した簡単な文章と履歴書を1月10日までに下記のアドレスにお送りください。

龍谷大学世界仏教文化研究センター, rcwbc.office@gmail.com

 

その他詳細は、以下のサイトを御参照ください。

http://events.berkeley.edu/index.php/calendar/sn/sseas.html?event_ID=122162&date=2019-03-03&filter=Event%20Type&filtersel

 

お問い合わせ

龍谷大学世界仏教文化研究センター
075-343-3812
rcwbc.office@gmail.com

共催
The Centers for Japanese Studies and Buddhist Studies at the University of California, Berkeley
龍谷大学世界仏教文化研究センター
大谷大学真宗総合研究所
ポスター
第5回『歎異抄』ワークショップ

【2019年01月25日】研究セミナー「上座部はなぜそう呼ばれるのか?―近代における「大乗仏教」と「上座部仏教」の誕生―」

開催日時
2019年01月25日(金)15:00~18:00
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 西黌2階 大会議室
講演者

【開催報告】

馬場紀寿氏

当日の会場の様子

2019年1月25日(金)、馬場紀寿氏(東京大学准教授)によって「上座部はなぜそう呼ばれるのか?―近代における「大乗仏教」と「上座部仏教」の誕生―」と題する発表が行われた。

「大乗仏教」と「上座部仏教」という概念は、近代以降Buddhismという英語の概念に基づいて成立したものである。19世紀までBuddhismという概念はなく、また「北方仏教」と「南方仏教」という概念も、近代仏教学の誕生とともに広まっていったものである。

スリランカの大寺(Mahāvihāra)で編纂された文献が、その後の仏教学に与えた影響は非常に大きい。大寺が5世紀に編纂した膨大なパーリ文献は、それまで仏教の聖地であったインドとその周辺に位置していたスリランカの関係を逆転するほどの影響力を持ったという。我々は「パーリ語で仏典を伝承すべきである」(パーリ語こそが「仏語」である)という主張の背景をここに見ることができる。1870年中頃には、R. C. ChildersやT. W. Rhys Davidsらによって、このパーリ語を本来の仏典とする考えがすっかり定着した。

釈宗演は、セイロンで「南方仏教」を学び「南方仏教」を「小乗仏教」と、「北方仏教」を「大乗仏教」と同置した。そして弟子の鈴木大拙はそれを英語で発信した。その後「小乗仏教」は「上座部仏教」として定着していく。

[以下、当日の配布レジュメより]

Theravādaは「上座部」という漢語の概念を前提に「再発見」されたものである。前田恵学は、「上座部」から「部」をとった「上座仏教」という概念を新たに唱えた。馬場氏は、これには大きな問題を孕んでいるとする。そして馬場氏は、前田による提言の問題点は、まず今日のスリランカと東南アジア大陸部の主要なパーリ語仏典が「上座部」(Theriya)と称するスリランカの大寺による伝承を無視していること、そして、近代におけるTheravāda Buddhismという概念が、スリランカの仏教は「上座部」だという『大唐西域記』の記述に基づいて生まれたという事実を見落としていることにあるとする。

馬場氏は、前田の提言に学術的根拠がないことを述べ、Theravādaを近代に「再発見」した歴史的経緯などを踏まえると、「上座部仏教」とすることが最善であると考えているという。

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研究セミナー   

 

上座部はなぜそう呼ばれるのか?

-近代における「大乗仏教」と「上座部仏教」の誕生-

 

馬 場 紀 寿 (東京大学 准教授)

 

 

開会挨拶・司会  林   行 夫

(龍谷大学 教授、世界仏教文化研究センター 仏教史・真宗史総合研究班長)

 

総合討論     参加者全員

開催日時     2019年01月25日(金)15:00~18:00

※〈講演の部〉15:00~16:30

〈討論の部〉16:50~18:00

 

※申し込み不要、一般聴衆歓迎。お気軽にお越しください。

主催
龍谷大学 世界仏教文化研究センター(RCWBC)仏教史・真宗史総合研究班、龍谷大学 アジア仏教文化研究センター(BARC)グループ1ユニットB「近代日本仏教と国際社会」
ポスター
研究セミナー「上座部はなぜそう呼ばれるのか?―近代における「大乗仏教」と「上座部仏教」の誕生―」

【11月16日(金)】研究セミナー「ビルマと日本の仏教交流」

開催日時
2018年11月16日(金)15:00~18:00
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 西黌2階 大会議室
講演者

【開催報告】

2018年11月16日(金)、研究セミナー「ビルマと日本の仏教交流」が開催されました。

 

講師 伊東利勝氏(愛知大学 教授)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 伊東利勝氏は、第一次、二次世界大戦中および戦後期において、日本とビルマの間で活動していた3人の出家者――①1907年から1929年にかけて日本を数回訪ねたビルマ僧オウタマ、②1930年代ビルマを含む東南アジアに布教に行った永井行慈、③1950年代にビルマを訪問した藤吉慈海――の経歴と著作を通して、それぞれの国家・仏教観を紹介し、国家と宗教のあり方について考えを述べた。

Ⅰナショナリズムと宗教

 まず、ビルマ僧オウタマの東アジア遊歴と著書『日本国伝記』(1914)、『中国と日本』(1938)の出版を紹介した。特に、『日本国伝記』(1914)では、オウタマは日露戦争の結果に驚かされ、日本が近代化によって強国になったことに強く感銘を受け、日本に学ぶべきだと主張している。また、『中国と日本』(1938)は、当時の日本側の宣伝をそのまま受け入れ、「日本の中国侵略を正当化する」著書であった。オウタマは「国家や民族の独立と繁栄,つまりは西洋並みの近代化があってこその仏教の興隆」を目指し、イギリス占領下のビルマの独立に奔走した。彼は、最初は仏教の勉強のために来日していたが、「日本の仏教には関心なし」であった。

Ⅱ 侵略(帝国主義)と布教

 1930年代に、ビルマを含む東南アジアに布教に行った日本の日蓮僧永井行慈は、ビルマにおいて一度投獄されたことがあり、その時に『ビルマ獄中記』を著した。永井は、「小乗戒は個人を生きることであり,大乗戒は国家を生かすことである。それ故にビルマの仏教は個人主義には生きたが,あべこべに国家を滅ぼしてしまった」と考え、日本軍の東アジア・東南アジア進出は解放のための「菩薩行」であると主張した。永井の場合、「国家あっての仏教という考え方ではオウタマと同じ」である一方、「ビルマの仏教は完全に否定,ここがオウタマと異なる」のである。

Ⅲ 文明・文化と宗教

 1950年代に、仏教交流の目的でビルマを訪れた日本の浄土宗僧藤吉慈海は『ビルマ游記』を著し、ビルマの「粗野」「野蛮」だった諸民族は、仏教の恵みによって、文明に接し、精神や文化などの様々な面において進化できたとし、「苦からの解放や仏教の発展は,国家主導により,民族の文明化によってはたされる」と主張した。

Ⅳ 国家と宗教

 伊東氏は、上記三者について、「三者とも仏教の繁栄や実践を,国家や民族の枠内で考えている」という共通性と、「オウタマは国家・民俗が栄えて,御仏の教えも輝くとする」「永井も,個人より,まずは国家が大事であるという」「藤吉の場合,民族や国民の形成に不可欠な文化,文明をもたらした仏教」という各々の傾向性をまとめたほか、「ただ,根本的には同じ仏の教えを共有するもの同士,という感覚は少ない」「そして,ややもすれば相手の仏教を批判し,これを変えようとする」などの問題点を指摘した。

 

 最後に、伊東氏は、我々は「心の平安を追求できる社会とは,どのようなものか」を考えるべきであり、また、「その前に,仏教の実践や交流は,国家や民族意識の制約を受けていることを自覚すべき」と、国家と宗教のあり方に対する反省を喚起した。

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

研究セミナー   

 

ビルマと日本の仏教交流

 

伊 東 利 勝 (愛知大学 教授)

 

 

開会挨拶・司会  林   行 夫

(龍谷大学 教授、世界仏教文化研究センター 仏教史・真宗史総合研究班長)

 

総合討論     参加者全員

開催日時     2018年11月16日(金)15:00~18:00

※〈講演の部〉15:00~16:30

〈討論の部〉16:50~18:00

 

※申し込み不要、一般聴衆歓迎。お気軽にお越しください。

主催
龍谷大学 世界仏教文化研究センター(RCWBC)仏教史・真宗史総合研究班、龍谷大学 アジア仏教文化研究センター(BARC)グループ1ユニットB「近代日本仏教と国際社会」
共催
龍谷学会
ポスター
研究セミナー「ビルマと日本の仏教交流」チラシ

【2018年11月28日(水)】 親鸞浄土教総合研究班真宗学研究プロジェクト研究ワークショップ

開催日時
2018年11月28日(水)17:00~18:30
開催場所
龍谷大学大宮学舎 西黌2階大会議室
講演者

 

【開催記録】

会場の様子

 

三浦真証氏

 

本学非常勤講師の三浦真証氏が、「研究資料としての写字臺文庫」と題して、写字臺文庫の基礎情報から、その特徴、そして現在どのような研究がなされているかについて講演を行った。

西本願寺歴代宗主の蔵書である写字臺文庫は、1904年に龍谷大学に移管された。それらは、室町時代のものが最も多く、近世初期の刊写本がそれに次いで多い。写字臺文庫からは、各宗主の特徴を知ることができ、例えば、第10世の証如上人(1516~1554年)や第11世の顕如上人(1543~1592年)等は、儒者の清原宣賢と、第12世の准如上人(1577~1630年)は山科言経と、第17世の法如上人(1707~1789年)は松下烏石と交流していたことなどが分かる。また法如上人は、『真宗法要』(親鸞聖人から蓮如上人までの和語の聖教を集めたもの)を刊行したことでも知られている。

次に『真宗法要』の編纂過程について説明が行われた。この過程研究において重要な書物の一つが、多屋頼俊氏による『歎異抄新註』(法藏館1946年)である。三浦氏によって、この書物を参照に、『真宗法要』のみに見られる「訂正」などがあることなどが紹介された。

そして、『教行信証』の流伝の研究状況について解説が行われ、『本願寺伝授本』の特徴などが紹介された。その特徴としては、例えば、8冊本として表尾題を完備しており、6行/17字で固定されていることなどが挙げられる。江戸時代に出版された『教行信証』は、寛永版(1637年刊)、正保版(1648年刊)、明暦版(1657年刊)、寛文版(1673年刊)がある。これら諸本との校合本もいくつか存在している。

 

岩田真美氏

 

本学准教授の岩田真美氏が「幕末の護法論-交錯する宗教世界-」と題して、超然(1792~1863年)と七里恒順(1835~1900年)の著作をめぐって、幕末期に、仏教がどのように「自己」と「他者」を認識していたかについて、講演を行った。

幕末期、西洋の学問やキリスト教の流入によって、仏教の世界観、とくに「須弥山説」が否定されたことに、超然は大きな脅威を感じていた。そして彼は、西洋の侵略から日本を守るためには、神道・儒教・仏教の三教が協力することが重要だと考えた。超然による『護法小品』には、儒学者からの批評も掲載されており、例えば、儒者・斎藤拙堂は、超然がキリスト教を「邪教」とすることに理解を示しながらも、西洋天文学も排斥するのは間違いであると述べている。同様に、吉田松陰も、西洋天文学の脅威を強調するのは間違いであると述べている。斎藤拙堂や吉田松陰の言説からは、近代的な意味での「宗教」と「科学」の峻別が見られる。

七里恒順による『梅霖閑談』には、七里と福沢諭吉との対論の概要が掲載されている。そこで福沢は、自身がセイロンに行った時、印度の僧侶が「南無阿弥陀仏」を知らなかったことに衝撃を受け、「もしこの教えが印度にないとすれば、それは「本源ナキノ流水」ではないか」と、七里に疑問をぶつけている。それに対して、七里は「日本に伝わっている経典は梵文を漢訳したものであり、梵文を読めなければ、印度人僧侶には正確に通じない。また日本に伝来する間に梵音が轉訛した」と言うことを述べている。

近代の仏教は、やがて西洋の天文学が正しいと認めざるを得なくなり、やがて「科学」と「宗教」を峻別するようになっていく。そして仏教は自然科学の領域からは撤退し、西洋の「宗教」の概念の流入とともに、次第に心の問題を重視するようになっていったと、岩田氏は講演をまとめた。

 

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親鸞浄土教総合研究班真宗学研究プロジェクト研究ワークショップ

 

開会挨拶

那須英勝(龍谷大学親鸞浄土教総合研究班真宗学研究プロジェクト代表)

 

講演1「研究資料としての写字臺文庫」

三浦真証(龍谷大学非常勤講師)

 

講演2「幕末の護法論-交錯する宗教世界-」

岩田真美先生(龍谷大学准教授)

質疑応答

司会:打本弘祐(龍谷大学講師)

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主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 親鸞浄土教総合研究班 真宗学研究プロジェクト
ポスター
【2018年11月28日(水)】 親鸞浄土教総合研究班真宗学研究プロジェクト研究ワークショップ

【2018年10月14日(日)】 ドキュメンタリー映画『TRÊS JOIAS―多文化社会で輝く仏教―』

開催日時
2018年10月14日(日) 12:30~17:00 (開場12:00)
開催場所
龍谷大学 響都ホール校友会館
講演者

 

ブラジル移民110年記念上映会 ドキュメンタリー映画『TRÊS JOIAS―多文化社会で輝く仏教―』

【監督】菅尾健太郎

【製作総指揮】パウロ・パストレロ

<上映会+アフタートーク>

釈徹宗(相愛大学教授、浄土真宗本願寺派僧侶)×菅尾健太郎(『トレス・ジョイアス』監督、浄土真宗本願寺派南米開教区開教使)

司会:那須英勝(龍谷大学教授)

 

日時:2018年10月14日(日) 12:30~17:00 (開場12:00)

場所:龍谷大学 響都ホール校友会館 (京都府京都市南区東九条西山王町31アバンティ9階〔JR京都駅から徒歩1分〕)

 

12:30~ 司会挨拶:那須英勝

12:40~14:25 第1章、第2章上映

14:25~14:50 休憩

14:50~15:50 第3章上映

15:50~16:30 アフタートーク:釈徹宗×菅尾健太郎

 

会場では、上映作品のパンフレットと、Blu-rayを、特別価格で販売いたします

 

お申し込みは、FAX:075-371-0458まで (担当:下野、お電話、おハガキ、メール等でも受け付けております。)

◆ 電話:075-343-0458

◆ E-mail:info@hozokan.co.jp

◆ 法藏館:〒600-8153 京都市下京区正面烏丸東入

◆ ホームページ:http://www.hozokan.co.jp

 

※入場券は、法藏館書店店頭でのみ販売しております。

※または、当日入定時に、現金でお支払い下さい。

 

【制作会社】EBISUフィルムス

【制作協力】国際仏教文化協会〔IABC〕、仏教伝道教会〔BDK〕

【後援】真宗大谷派南米本願寺、曹洞宗南アメリカ国際布教総監部、ブラジリア本願寺、CEBB、VIA ZEN、CENTRO DE DHARMA、INSTITUTO CAMINHO DO MEIO

 

※龍谷大学世界仏教文化研究センターでは、2017年6月22日(木)に菅尾健太郎監督をお招きし、『トレス・ジョイアス』の特別上映会を開催いたしました。

 

ポスター
『トレス・ジョイアス』ポスター

【2018年10月12日(金)】研究セミナー「仏教のアジア布教・伝播の多面性~タイのタンマガーイ(Thammakai)を中心に」

開催日時
2018年10月12日(金) 15:00~18:00
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 西黌2階 大会議室
講演者

【開催報告】

10月12日(金)、駒澤大学の矢野秀武氏による講演「仏教アジア布教・伝播の多面性―タイのタンマガーイ(Thammakai)を中心に―」が行われた。

「交流」とは一般的に、全体的で意識的なものとイメージされるが、矢野氏は、それだけではなく、現代においては、部分的で無意識的、そして高速かつ多方向の変化の内でも「交流」は行われるものだという。

タイの僧侶ソット師は、タンマガーイ瞑想の創始者である。タンガマーイ瞑想の特徴は、①身体内部の水晶・光球の移動、②9段階(18身体)の内なる身体イメージにあり、最終的に涅槃処(アーヤタナ・ニッパーン)、即ち最高度の身体があるという領域へと移行していくという。なお他にも、③護符瞑想と他界探訪、④無辺微細瞑想、⑤闘魔の術智などの応用的・高度な瞑想もある。

ソット師の死後、タンマガーイ瞑想及び寺院はいくつかに分派した。またその後、海外展開も積極的に行われていくことになる。例えば、アメリカでは、カリフォルニア大学バークレー校の教員と経典のデータベース作成を行う契約を結んだり、タンマガーイ放送大学が設立されたりした。

タンマガーイ寺院の布教の経営戦略は、資源戦略としては、多数の高学歴の若い人材を登用し、競争戦略としては、日本の新宗教から運営手法を学ぶことなどが行われた。これらはタイにおいては非常に斬新な方法であった。一方、日本における布教はどうだったのか。矢野氏は、これは「不成功」だったと述べる。その理由は複合的であるが、例えば日本における布教の競争相手が、タイの伝統寺院ではなく日本の宗教団体、しかも新宗教団体であったことなどが挙げられる。加えて、矢野氏は、タンガマーイ寺院の日本における布教の失敗の背景には、1989~1995年にかけて日本で起こったオウム真理教事件もあるのではないかと推測している。

日本人の多くは、上座仏教を、仏陀の時代の仏教、パーリ三蔵聖典・注釈、エスニック上座仏教というように、各層で分断的にイメージしており、これは、タイ人の上座仏教のイメージ、つまり各層は一体であると考えるものとは大きく異なる。このような、いわばドメイン戦略のずれも、日本における布教の失敗だったのではないかと、矢野氏は指摘する。これは端的に、タンガマーイ寺院が、日本人の上座仏教のイメージを掴み損ねた結果ということでもある。

 

矢野秀武氏

 

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研究セミナー   日本とタイの仏教交流の諸局面⑶

 

仏教のアジア布教・伝播の多面性

~タイのタンマガーイ(Thammakai)を中心に

 

矢 野 秀 武 (駒澤大学 教授)

開会挨拶・司会  林   行 夫

(龍谷大学 教授、世界仏教文化研究センター 仏教史・真宗史総合研究班長)

 

総合討論     参加者全員

開催日時     2018年10月12日(金)15:00~18:00

※〈講演の部〉15:00~16:30

〈討論の部〉16:50~18:00

 

※申し込み不要、一般聴衆歓迎。お気軽にお越しください。

 

主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター(RCWBC)仏教史・真宗史総合研究班、龍谷大学アジア仏教文化研究センター(BARC)「戦時下日本仏教」班
共催
龍谷学会
ポスター
研究セミナー「仏教のアジア布教・伝播の多面性~タイのタンマガーイ(Thammakai)を中心に」PDF

【2018年9月21日(金)】研究セミナー「僧院とはなにか―ミャンマー都市部を事例として―」

開催日時
2018年9月21日(金)15:00~18:00
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 西黌2階 大会議室
講演者

【開催報告】

2018年9月21日(金)、藏本龍介氏(東京大学東洋文化研究所准教授)による講演「僧院とは何か―現代ミャンマーを事例として―」が開催された。藏本氏は「僧院」を言説・ヒト・モノの絡み合いの中で形成・変容していく一つの制度として捉える制度論的アプローチから研究を行っている。また、地域・仏教の種類・学問分野を超えた共同研究はいかにして可能かについて探っている。

藏本氏は、仏教という歴史的文脈の中で形成されてきた「僧院」が各地・各時代において、どのように変容してきたかを明らかにすることは、仏教史、延いては仏教世界を深く理解するための重要な手がかりとなると述べる。しかし「僧院」の定義は、実は曖昧で、教義(律)が規定しているのは「サンガ」であり「僧院」ではないという。「サンガ」は、例えば「界によって区切られ、律に則って運営される自治的集団(最低4人以上)」(『上座仏教辞典』2016年)などと定義されている。藏本氏によると、このような「サンガ」は遅くとも紀元前1世紀には、定期収入を得、財産を管理・運用するための組織へと変わっていったという。

「僧院」の定義は曖昧だが、ミャンマーでは国家法により、すべての出家者は中央あるいは地方のどこかの「僧院」に属するということになっており、それは、「僧院」を出家者集団として実体化している。また、村の「僧院」、町の「僧院」、森の「僧院」など、立地によってその事業内容(例えば、町の「僧院」は教学のため、森の「僧院」は瞑想のためなど)も様々である。「僧院」の構成員の入れ替わりは激しい。仏教試験制度は、かつては師弟関係を重視していたが、今では試験対策テクストの暗記が重視されており、藏本氏は、これも出家者の流動化の要因の一つかもしれないと指摘する。つまり、師匠から律の解釈・実践方法を「受け継ぐ」という形態が少なくなってきたということは、出家者は、法統を超えて自由に移動するということである。これは、ゆくゆくは宗派の解体を促すことにもつながるものである。

植民地期以降、ミャンマーでは、「僧院」の在家組織化が進んだという。藏本氏は、1986年に設立されたT寺院を事例に、在家仏教徒組織が主導して「僧院」経営を管理する在り方について説明を行った。現在「僧院」における掃除や調理、農作業などにおいても在家者は非常に大きなウェイトを占めており、その存在を欠くことはできない。

藏本氏は、「僧院」とパゴダは、空間的にも機能的にも分離していることを指摘する。端的に言えば「僧院」は出家者の修行空間であり、パゴダは在家者の信仰空間ということである。そして、藏本氏は、両者を構成要素に分解した上で、それらを連続的に捉え直すことが今後重要であることを示唆した。

 

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研究セミナー   

 

僧院とはなにか

―ミャンマー都市部を事例として

 

藏 本   龍 介 (東京大学 東洋文化研究所 准教授)

開会挨拶・司会  林   行 夫

(龍谷大学 教授、世界仏教文化研究センター 仏教史・真宗史総合研究班長)

 

総合討論     参加者全員

開催日時     2018年9月21日(金)15:00~18:00

※〈講演の部〉15:00~16:30

〈討論の部〉16:50~18:00

 

 

※申し込み不要、一般聴衆歓迎。お気軽にお越しください。

 

主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター(RCWBC)仏教史・真宗史総合研究班、龍谷大学アジア仏教文化研究センター(BARC)「戦時下日本仏教」班
共催
龍谷学会
ポスター
研究セミナー「僧院とはなにか―ミャンマー都市部を事例として―」

【2018年7月27日】研究セミナー「経典をめぐる交流の史実と現実」

開催日時
2018年7月27日(金) 15:00~18:00
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 東黌3階 302教室
講演者

会場の様子

開催報告

2018年7月27日(金)、清水洋平氏(大谷大学非常勤講師)による講演「経典をめぐる交流の史実と現実」が開催された。本講演では、大谷大学が所蔵するタイ請来の貝葉写本=「大谷貝葉」について、19世紀末に活発化した日本人留学僧の動向を交えて、その来歴等の検討が行われた。

日本では、1900年4月、仏教の各宗派協議会が開かれ、釈尊御遺形奉迎使節団(奉迎正使:大谷光演)が結成され、タイ(シャム)へ派遣された。「「大谷貝葉」はこの際に、シャム王室から大谷光演に贈られた」という従来の説に関して、清水氏は、いくつかの矛盾点を示し、最新の研究調査から新たな説を打ち出している。それは「「大谷貝葉」は、仏舎利奉迎の時より、10年程遡る時期(1890年)、シャムに留学していた真宗大谷派の学僧である生田(織田)得能が、帰国する際に、ラーマ5世の命(許可)を受けたタイの名門貴族プラヤー・パーサコーラウォンから東本願寺第22第法主・大谷光瑩への受け渡しを託されたもの」というものである。

清水氏によると「大谷貝葉」のみならず、国内にある写本経典の多くは、長らく等閑視されてきたため、ほとんど研究されていないというのが現状であるという。また清水氏は「大谷貝葉」の全貌は、それと関わりがあると考えられる貝葉写本(龍谷大学や大正大学が所蔵のもの等)との比較検証を経てはじめて明らかになると述べた。

現在、国内に所蔵されているタイ請来のパーリ語仏典写本の所在については、情報がほとんどなく、どのくらい国内に存在するかなどの全体像は不明である。清水氏は、このような状況が少しでも改善されれば、タイと日本との交流の歴史や交易史についても新たな知見が得られるのではないか述べ講演を締めくくった。

 

清水洋平氏

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研究セミナー   日本とタイの仏教交流の諸局面  ⑵

 

経典をめぐる交流の史実と現実

清 水  洋 平 (大谷大学 非常勤講師)

 

開会挨拶・司会  林   行 夫

(龍谷大学 教授、世界仏教文化研究センター 仏教史・真宗史総合研究班長)

 

総合討論     参加者全員

 

※申し込み不要、一般聴衆歓迎。お気軽にお越しください。

 

主催
龍谷大学 世界仏教文化研究センター(RCWBC)仏教史・真宗史総合研究班、龍谷大学 アジア仏教文化研究センター(BARC)「戦時下日本仏教」班
共催
龍谷学会
ポスター
日タイ研究セミナー⑵「経典をめぐる交流の史実と現実」

【2018年7月20日】研究セミナー「スリランカ=タイの上座仏教と日本仏教」

開催日時
2018年7月20日(金) 15:00~18:00
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 西黌2階 大会議室
講演者

開催報告

会場の様子

 

2018年7月20日(金)、藤本晃氏(浄土真宗誓教寺住職)による講演「スリランカ=タイの上座仏教と日本仏教」が行われた。

まず藤本氏は、「交流」とは「何かと何かが接触して新しい何か(認識)が生じること」であり、また「刹那生滅して止まれない諸現象が触れるたびに滅して、新たな現象が生じること」だと定義した。そして「分裂」とは、このような「交流」を閉じるものであると述べた。その上で、藤本氏は、スリランカにおける部派分裂(大寺派、アバヤギリ派、ジェータヴァナ派)の歴史について解説した。

次に、スリランカとミャンマー、タイがどのように「交流」を行ってきたかが述べられた。19世紀には、スリランカの比丘サンガで出家できない若者がミャンマーのアマラプラで出家して帰国した。彼らはアマプラ派と呼ばれている。またミャンマーの森林比丘の流派で出家して帰国する者もおり、彼らはラーマンニャ派と呼ばれている。藤本氏は、これは部派分裂ではなく、同じ上座部(大寺派)の比丘サンガであり、国やグループによって文化的な相違こそあれ、破和合僧ではないと述べた。

日本仏教は、上座仏教と「交流」を行っているだろうか。――藤本氏は、日本の仏教学界は「禅定」「悟り」など実証を要する学や「縁起」「無常」などの理解は行われていないのではないかと疑問を呈した。また特に学界では、仏法僧の混同が行われており、これらの区別をしっかりしなければならないとも主張した。

 

藤本晃氏

 

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研究セミナー   日本とタイの仏教交流の諸局面  ⑴

 

スリランカ=タイの上座仏教と日本仏教

藤   本     晃 (浄土真宗 誓教寺住職)

 

開会挨拶・司会  林   行 夫

(龍谷大学 教授、世界仏教文化研究センター 仏教史・真宗史総合研究班長)

 

総合討論     参加者全員

 

※申し込み不要、一般聴衆歓迎。お気軽にお越しください。

 

主催
龍谷大学 世界仏教文化研究センター(RCWBC)仏教史・真宗史総合研究班、龍谷大学 アジア仏教文化研究センター(BARC)「戦時下日本仏教」班
共催
龍谷学会
ポスター
日タイ研究セミナー⑴「スリランカ=タイの上座仏教と日本仏教」

【6月9日】 2018年度RINDAS第1回国際会議

開催日時
2018年6月9日(土) 13:00~17:30
開催場所
西黌3階303教室 大宮学舎
講演者

“Embraced in the bosom of Bongo Maata (Mother Bengal): Voices from her children towards an inclusive nation”

 

Opening Remarks

  • Prof. Mitsuya DAKE (Ryukoku University)

 

Speakers and Titles

  • Dr. M. Wahiduzzaman (Noakhali Univ. of Science and Technology, Bangladesh) “Rohingya Crisis and Threat for National Security: Way of Keeping Peace and Religious Harmony in Bangladesh”
  • Dr. Dilip Kumar Barua (Prof., Dhaka Univ., Bangladesh) “A Provisional Report on Bhikkhuni Sangha in Bangladesh”
  • Dr. Mayna Talukdar (Assoc. Prof., Dhaka Univ., Bangladesh) “Durga Puja: A Popular Religious Festival of Hindu Community in Bengal Region”

Respondents

  • Makiko KIMURA (Tsuda University)
  • Yuko YOKOCHI (Kyoto University)

 

Moderator

  • Yusho WAKAHARA (Ryukoku University)

* Jointly hosted by the Research Center for Buddhist Cultures in Asia (BARC), Ryukoku University, and the Research Center for World Buddhist Cultures, Ryukoku University.

* This Conference is funded by a grant from the Numata Fellowship (沼田奨学金), Ryukoku University.

使用言語:英語

一般参加歓迎

【問い合わせ先】

龍谷大学南アジア研究センター・舟橋

e-mail: funahashi@ad.ryukoku.ac.jp

主催
龍谷大学南アジア研究センター(RINDAS)
協力
龍谷大学世界仏教文化研究センター
龍谷大学アジア仏教文化研究センター(BARC)
ポスター
2018年度RINDAS第1回国際会議

【2018年6月7日】 「親鸞と大陸哲学」ワークショップ

開催日時
2018年6月7日(木)13:15~16:00
開催場所
龍谷大学大宮学舎西黌2階大会議室
講演者

 

「道徳の複数の源泉について:ジャンケレビッチとレヴィナスを通して親鸞を読む」“On the Sources of Morality: Reading Shinran with Jankelevitch and Levinas”

チャールズ・ハリシー (ハーバード大学・神学大学院 沼田恵範仏教文献学講座教授)

 

 


「囲み括弧から抜け出すために:世界と共に仏教的に生きるためにマリオンを読む」“Stepping out of the Bracket: Reading Marion for a Buddhist Way of Living with the World”

ジャネット・ギャツオ (ハーバード大学・神学大学院副院長、ハーシェイ仏教学講座教授)

 

◆レスポンデント (真宗学の視点からのレスポンス)

嵩満也 (龍谷大学国際学部教授)

那須英勝 (龍谷大学文学部教授)

 

 

◆司会

廣田デニス(龍谷大学名誉教授、アジア仏教文化研究センター研究フェロー)

 

  • 本ワークショップは一般公開・事前登録不要です。
  • 本ワークショップは発表・レスポンス共に英語で行います。
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター国際研究部門、龍谷大学アジア仏教文化研究センターグループ2ユニットB
ポスター
「親鸞と大陸哲学」ワークショップ