Need Help?

Research Center for World Buddhist Cultures

世界仏教文化研究センター

活動内容

【開催報告】第7回『歎異抄』ワークショップを開催しました

開催日時
2020年3月7日(土)~8日(日)(日本時間)
開催場所
Jodo Shinshu Center(カリフォルニア、バークレー)
講演者

※※※※※※※※※※※※※※※

2020年3月7日から8日(日)にかけて、カリフォルニア州のJodo Shinshu Centerを会場に第7回『歎異抄』ワークショップが開催された。

 

本ワークショップは、学術交流協定を結ぶ大谷大学真宗総合研究所と米国カリフォルニア大学バークレー校東アジア研究所、龍谷大学世界仏教文化研究センターの三研究機関が主催するもので、今回で7回目となる。この度も円智『歎異抄私記』(1662年)・寿国『歎異抄可笑記』(1740年)・深励『歎異抄講義』(1801-8年)・了祥『歎異抄聞記』(1841年)という四つのテキストごとに班にわかれ、各註釈書の精読と英訳作業が行われた。
今回はコロナウィルスの世界的感染拡大の影響により、日本からの多くの参加者が渡航を断念した。そのため、ワークショップは当初予定を大幅に変更し、日本国内からの参加希望者のために急遽ネットワークシステムを導入しての開催となった。また研究発表等についても中止となった。

 

尚、次回のワークショップは2020年6月、龍谷大学を会場に行われる予定である。

 

円智班の様子

 

深励班の様子

 

寿国班の様子

 

遠隔参加の様子

 

進捗状況報告をする嵩満也氏(龍谷大学教授)

 

進捗状況報告をするMark Blum氏(カリフォルニア大学バークレー校 教授)

主催
龍谷大学 世界仏教文化研究センター(RCWBC )、大谷大学真宗総合研究所 Center for Japanese Studies and Buddhist Studies、University of California, Berkeley

【開催報告】2020年1月24日(金)・25日(土)研究総括集会「日本と東南アジアの仏教交流」

開催日時
2020年1月24日(金)・25日(土)
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 西黌2階 大会議室
講演者

※※※※※ ※※※※※ ※※※※※

1日目

挨拶 林行夫(龍谷大学教授)

これまでの研究成果を論文集にまとめて発刊予定である。発刊へ向け、各執筆者が集い、改めて「仏教交流」が何であったのかを深めていくことを目的に本集会を開催した。

 

発表1 中西直樹(龍谷大学教授)

「明治期日本人僧侶の暹羅布教」

中西氏は、明治期の日本人僧侶による暹羅布教について取り上げた。明治期、パーリ語や上座部仏教を学ぶ目的で暹羅に赴いた日本人僧侶がいたが、彼らの滞在期間は極めて短く、布教活動を行った人物はほとんど確認されていない。こうしたなかで、真宗大谷派僧侶の武田恵教は、現地に布教所を開設して仏教婦人会を組織するなど、精力的に布教を展開した人物として注目される。ただし、武田が接した主な相手は暹羅在住の清国人だった。中西氏によれば、日清戦争以降、日本の南進進出が本格化するなか、これに便乗した日本仏教の活動が清国側から問題視されていた。南清での武田の活動が頓挫していくなか、暹羅に移住した清国人は、自国の弱体化により、現地で日本政府の保護を得ることを目的に武田の来暹を要請した。両者の思惑が一致して、武田の布教がはじまったが、暹羅国政府の側はこれを警戒し、結局のところ、活動は大きな広がりを持つには至らなかった。暹羅布教の場合も、他のアジア布教と同様に、国威発揚をバックとするもので、実質的な布教内容を有さないことを中西氏は指摘した。

中西直樹氏(龍谷大学教授)

 

発表2 林行夫(龍谷大学教授)

「石井米雄と日タイ仏教交流」

林氏は、自身の師でもある石井米雄(1929-2010)と日タイ仏教交流について取り上げた。石井は東南アジア研究の第一人者として知られる。東京外国語大学を経て外務省職員となった石井は、外務省留学生としてチュラロンコン大学に留学。その後、現地で出家した。1965年以降、石井は京都大学などで教鞭を執った。石井が死去した際にはタイでも追悼会が催され、追悼論文集も日本に先駆けて刊行されるなど、現地での石井に対する評価は極めて高い。石井はタイ仏教への造詣が深かったが、その業績に日タイ仏教関係のものは総じて少ない。こうした中、林氏は独自に石井の蔵書から日誌を発掘し、当時の多くの日本人僧侶が南方仏教を蔑視し、日本仏教と断絶状態にあることを憂いる石井の記述等を紹介した。林氏は、人間を媒介して宗教や文化を分析した石井の研究手法を評価しつつ、現代の研究者が学知の再構築を行うべきことを主張した。

林行夫氏(龍谷大学教授)

 

発表3 神田英昭(高野山真言宗 僧侶)

「タイ仏教と日本仏教は対話できるのか?−タイ仏教への掛け橋になる」

神田氏は、2011年に高野山金剛峰寺よりタイ国開教留学僧としてバンコクの王立寺院ワット・リアップに派遣され、3年間の僧院生活を送った。帰国後は真言宗僧侶として、タイ仏教に対する日本人の認識不足の改善に取り組んでいる。本発表では、タイ仏教を知りたいという日本人に向けて、実際に行っているタイ仏教巡礼の旅について具体的に紹介した。神田氏によれば、バンコクの日本人の多くは特定3ヶ所の観光寺院を訪れるが、それではタイの仏教信仰の実態を理解することはできないという。そのため、神田氏主催の巡礼では、タイの日本人納骨堂の堂守の僧侶による托鉢や勤行の様子を見学し、タイ仏教の各宗派の総本山やタイ人の死生観を反映した葬式寺への参拝、革新的で現代社会に即した仏教施設への訪問などを行っている。神田氏は、一般人はもとより日本の青年僧にもタイ仏教の実態を知り、日常生活に信仰が根付くタイ仏教から学んで欲しいと述べた。

神田英昭氏(高野山真言宗 僧侶)

 

発表4 清水洋平(大谷大学非常勤講師 真宗総合研究所 特別研究員)

「仏教経典をめぐる日タイ交流の史実と現実」

清水氏は、タイの貝葉(大谷大学所蔵)に記された仏典写本から、日タイ交流の史実と現実を検討した。貝葉による仏典写本の伝統は、現在のタイでは廃れている。また、所在や内容が不詳のものが多く、保存環境も良くない。写本でのみ存在する貴重資料が存在を知られることのないまま失われつつあるのが現状である。貝葉研究の遅れは日本でも例外ではなく、19世紀に貝葉がもたらされて以降も、その研究は長らく行われてこなかった。その背景には、タイ仏教を「小乗」として低評価してきた日本仏教者の姿勢がある。そのため、大谷大所蔵の貝葉のように、タイ王室からパーリ語貝葉写本が贈られたとしても、そこに交流と呼べるよう実態はなかったという。とはいえ、日本にもたらされた貝葉写本の中には貴重資料が含まれているのは明らかである。国内に存在するパーリ語仏典写本の全体像が見渡せるようになれば、これらの貴重な文献類を掬い取ることができ、さらに日タイ交流の歴史や交易史への新たな知見が得られる可能性もある。そのためには日本の仏教学における東南アジア仏教文献への関心の高まりが重要と述べた。

清水洋平氏(大谷大学非常勤講師 真宗総合研究所 特別研究員)

 

コメント 小林知(京都大学)

上記発表を受け、小林氏は、交流には諸相がある点を強調した。個人間の交流、モノの交流、思想の交流など、それぞれの次元の相互交流が多様な状況を創出した。特に東南アジア諸国から伝来した経典などのモノに関して、モノはタイムラグを挟んで新たな交流をもたらすこともある。東南アジアで散逸した経典が遠く日本に存在するような場合もある。今後、例えばタイなどの留学生が日本に伝来した経典を研究して、現地に持ち帰って研究を進めることなどがあってもいのではないかと小林氏は述べた。加えて、国家同士などの「大きな交流」だけでなく、個人的に現地に赴いた武田恵教や石井米雄、また神田氏らによる「小さな交流」の功績により、現代の研究者が信頼のもとにフィールド研究ができることを忘れてはならないと論じた。

小林知氏(京都大学)

 

 

2日目

発表1 伊東利勝(愛知大学人文社会学研究所)

「日本とミャンマーの仏教交流にみる「国家と宗教」」

伊東氏は、仏教交流を「国家・民族」「ジェンダー」から捉え、ビルマで「修行」した日本の僧尼の行動と思想について分析した。伊東氏はまず、東南アジアと日本との仏教交流を考える上で、教義をめぐる対話が開かれているかどうかという視点で考察していくとする。そのうえで、交流において国民や民族というアイデンティティーに囚われると、仏教実践が、ある民族の一つの文化現象として理解されてしまい、結果として文明の優劣に関心が向けられ、教義を中心とした交流が実現できなかった過去をふりかえる。加えて本発表で取り上げられた浄土宗の村上妙清による『入竺比丘尼』(1944)の場合は、仏教教義におけるジェンダーの問題が民族意識で覆い隠されていることを指摘し、国家・民族意識が宗教もフェミニズムをも凌駕し、教義解釈の問題としての展開を妨げてしまうことを結論とした。

伊東利勝氏(愛知大学人文社会学研究所)

 

発表2 藤本晃(浄土真宗誓教寺)

「仏教の交流、比丘サンガの交流」

藤本氏は、日本仏教とテーラワーダ仏教の交流について発表した。ここでは、仏教の交流には「同じ地域の他の仏教との交流」、「他の地域の同じ仏教との交流」、「他の地域の他の仏教徒の交流」の三つがあることを指摘された。また、インド仏教とスリランカ仏教における部派分裂の歴史について比較し、スリランカ仏教が再統合に成功した背景についても言及された。特に現代の一例として、上座仏教のスマナサーラ長老の活動を紹介した。以前は日本仏教に関心が無かったり、反発していたりした日本人も、現在では国内において上座仏教が学べることへ強い関心を示している場合も少なくない。そして、日本仏教の僧侶からは上座仏教への反発や無関心があることなど、依然として上座仏教と日本仏教両者の交流には摩擦が生じている実態が紹介された。

藤本晃氏(浄土真宗誓教寺)

 

発表3 大澤広嗣(文化庁宗務課)

「宗教法人制度と東南アジア系の仏教団体」

大澤氏は、宗教団体が財産を維持して活動可能な背景にある法制度を論じた。誰もが閲覧できる法人の登記情報には、代表者や成立年月日、目的が記されており、法的な観点からも宗教団体について検討する情報として、重要性を指摘した。こうした問題意識のもと、日本に進出してきた東南アジア系の仏教団体が法人化していく経過を登記情報から分析し、法人化の現状と課題について論じた。
21世紀に入り、外国を発祥とする宗教団体の法人化が相次いでいる。彼らの登記情報を調べると、一般社団法人を経て、最終的に宗教法人化するケースが少なくない。こうした背景には、公益法人の制度改革により、登記だけで設立できる一般社団法人の制度が創出されたことで、法人格を得られるようになったことが挙げられる。宗教法人化する主な利点として、社会的信用が高まり、税法上の利点が大きいなどを挙げた。今回の集会でのテーマは「交流」であるが、今後の課題として、海外からの団体は母国と異なる宗教制度のため日本の法制度を知る必要が不可欠であり、日本の行政側は海外の宗教団体に関するリテラシー向上が重要であることを大澤氏は述べた。

大澤広嗣氏(文化庁宗務課)

 

コメント 村上忠良(大阪大学)、金澤豊(龍谷大学)

2日目の上記発表を受け、金澤氏は、本集会の主旨にあたる「交流」という点に着目して、東南アジア仏教を専門としない自身がコメンテーターを務めること自体も、一種の交流であると述べた。
また「交流」を問い直すことが不可欠であり、日本と東南アジアの仏教で何らかの目的を共有することで真の交流に近づけるのではないかと提案した。
一方、村上氏は、構造・関係論の視座から、日本と東南アジアの仏教交流の規模や交流双方の異同、交流の担い手の多様性や交流の方向性などを整理しつつ、過去の交流に関する資料を保留・調査し、新たな交流に導くことの重要性などについて述べた。

村上忠良氏(大阪大学)

 

金澤豊氏(龍谷大学)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主催
龍谷大学 世界仏教文化研究センター(RCWBC)仏教史・真宗史総合研究班、龍谷大学 アジア仏教文化研究センター(BARC)「戦時下日本仏教」班
共催
龍谷学会
ポスター
研究総括集会「日本と東南アジアの仏教交流」

第7回『歎異抄』ワークショップ参加者募集

開催日時
2020年3月6日(金)~8日(日)
開催場所
カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)
講演者

※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

当ワークショップの目的は、浄土真宗において中核的な聖典であり、近代日本において最もよく読まれた宗教書である『歎異抄』の解釈書を精読し考察するものです。マーク・ブラム氏(カリフォルニア大学バークレー校教授)、マイケル・コンウェイ氏(大谷大学講師)、嵩満也(龍谷大学教授)がワークショップの指導に当たります。

 

当ワークショップは、2021年までに年2回、各3~4日の期間で開催されます。そしてこの度、第7回のワークショップが、2020年3月6日(金)、7日(土)、8日(日)に、カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)で開催されることが決定しました。

ワークショップ全体概要としては、『歎異抄』に関して近世・近代の日本において作られた解釈書(講録・講話)の読解を中心に行います。そして、その解釈の歴史が読み取れる詳細な注釈を加えた『歎異抄』の英文翻訳研究書を作成することを目的としています。そして、日本の宗教界と学界で種々に語られてきた『歎異抄』に関する広範な論説を検討し分析することによって、日本思想史における本書の位置付けを明確にする英文論集の作成をも視野に進めます。

 

今回のワークショップでは、以下の江戸時代の解説書を中心に精読する予定です。

 

・円智:『歎異抄私記』(1662年)

・寿国:『歎異抄可笑記』(1740年)

・香月院深励:『歎異抄講義』(1801-8年)

・妙音院了祥:『歎異抄聞記』(1841年)

 

また、近代の『歎異抄』の注釈者たちの著作(暁烏敏『歎異鈔講話』(1911年)、近角常観『歎異鈔講義』(1930年)、曽我量深『歎異抄聴記』(1947年)や『歎異抄』の内容をテーマにした、前回のワークショップ参加者による研究発表も予定しています。

 

◆ 費用:参加費無料

◆ 参加条件: 特に意欲ある大学院生を歓迎します。応募者は共催する三大学に所属している必要はありません。仏教思想や文化を専門とする方、古文や近代日本語の読解力を有する方、または仏教について英語で議論できる方を幅広く募集します。

◆ 応募方法は以下の通りです。

 

参加募集のご案内

◆ 応募期限:2020年1月10日(金)

旅費補助について(龍谷大学世界仏教文化研究センター)

有望な参加者を支援するため、交通費・宿泊費の一部を補助します。選考は補助の必要性、本プロジェクトへの貢献の見込み等をもとに行われます。応募動機、参加目的を明示した簡単な文章に履歴書を添えて、期日までに下記アドレスへお送りください。

龍谷大学世界仏教文化研究センター  rcwbc.office@gmail.com

 

 

お問い合わせ

龍谷大学世界仏教文化研究センター
075-343-3812
rcwbc.office@gmail.com

共催
The Centers for Japanese Studies and Buddhist Studies at the University of California, Berkeley
龍谷大学世界仏教文化研究センター
大谷大学真宗総合研究所

【開催報告】2019年10月26日(土)北京・第四回日中蔵学研究セミナー並びに龍谷大学創立380周年記念事業「日中蔵学研究の現状」が開催されました

開催日時
2019年10月26日(土)9:00~17:30
開催場所
北京・中国蔵学研究中心3階第1会議室
講演者

※※※※※ ※※※※※ ※※※※※ ※※※※※ ※※※※※

 

開催報告

 

龍谷大学と中国蔵学研究中心は、2011年に締結した学術交流に関する協定にもとづき、2019年10月26日、北京にある中国蔵学研究中心に於いて、チベットおよび仏教研究を中心とする学術交流会を開催した。今回が四度目の開催である。従来は不定期であったが、2017年12月2日龍谷大学世界仏教文化研究センターが主催した国際シンポジウムに引き続き、二年に一度交互に主催し定期的に交流の場をもつことで両者が合意し、本学からは7名が参加し研究発表を行った。中国蔵学研究中心からは9名の研究者が研究発表を行い、それぞれチベット学に関する最新の研究成果を報告した。相互の理解を深めることができ有益な学術交流会となった。加えて今回の研究セミナーが本学創立380周年記念事業の一つとして開催され祝福されたことも有意義であった。

 

 

 

 

開幕式では、中国蔵学研究中心を代表して鄭堆(ダムドゥル)総幹事(センター長)と本学代表の文学部教授能仁正顕が挨拶を行い、龍谷大学と蔵学研究中心との学術交流の今に至る歴史をふり返るとともに、その意義を顕彰した。また記念品の交換を行い、中国蔵学研究中心よりは『中華大蔵経・蔵文対勘本』(デジタル版)を、本学よりは世界仏教文化研究センター、古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター、龍谷ミュージアムの最新学術誌・出版物などを互いに贈呈した。なお贈呈されたデジタル版『中華大蔵経』は、大宮図書館に収め、使用環境を整え積極的な活用を図っていく予定である。

 

 

 

また本研究セミナーの開催は、中国蔵学研究中心の公式サイト「中国蔵学網」と微信(WeChat)公式アカウントのほか、人民網・中国網・中新網・中国西蔵網などの中国の重要なマスコミサイトにも取り上げられ、関連記事が掲載されたことを申し添えます。

 

以下主要マスコミ記事のリンクを附します。

 

★中国蔵学研究中心掲載記事★

 

★中国蔵学研究中心公式サイト中国蔵学網記事

http://www.tibetology.ac.cn/fg/zgzx/news/newsdetails.html?newsId=2c9088726dcb537d016e20c6f14b0044

 

★中国蔵学研究中心WeChat公式アカウント記事

https://mp.weixin.qq.com/s/1pBVwNuCy67CsmbAWVUUsw

 

★中国主要マスコミ掲載記事★

 

★中新網(中国新聞網)「第四届中日蔵学研討会在北京召開」

http://www.chinanews.com/m/cul/2019/10-26/8990410.shtml?f=qbapp

 

★人民網(中国新聞網記事転載)「第四届中日蔵学研討会在北京召開」

http://culture.people.com.cn/n1/2019/1027/c1013-31422145.html

 

★中国網「第四届中日蔵学研討会在京挙行」

http://cul.china.com.cn/2019-11/01/content_40943995.htm

 

★中国西蔵網−“第四届中日蔵学研討会”在中国蔵学研究中心召開

http://www.tibet.cn/cn/news/yc/201910/t20191027_6699495.html

 

 

 

※※※※※ ※※※※※ ※※※※※ ※※※※※ ※※※※※

第四回日中蔵学研究セミナー並びに龍谷大学創立380周年記念事業

日中蔵学研究の現状

 

プログラム

主 旨 説 明:李学竹(中国蔵学研究中心研究員)

主催側代表挨拶:鄭堆(ダムドゥル)(中国蔵学研究中心総幹事(=センター長)、研究員)

日本側代表挨拶:能仁正顕(龍谷大学文学部教授)

 

 

※※※ 午前の部〈経義文献研究〉 ※※※

〈第1部〉

 

徳吉卓瑪(ドルジ・ドルマ)(中国蔵学研究中心 研究員(※教授相当))

敦煌吐蕃藏文文献P.T.999号の解読

 

早島慧(龍谷大学文学部 講師)

チベット訳Sūtrālaṃkāravṛttibhāṣyaにおける翻訳の特徴について

 

吉田哲(龍谷大学経済学部 准教授)

蔵訳『カラーパ·スートラ』及び『カラーパ·スートラ·ヴリッティ』についての問題点の整理

 

頓珠次仁(ドゥンドゥプ・ツェリン)(中国蔵学研究中心宗教研究所 助理研究員(※講師相当))

古典チベット語の文法展開について――蔵訳『法華経』コータン写本第十三品を例として

 

〈第2部〉

録目草(ルモツォ)(中国蔵学研究中心 助理研究員)

四讃(Catuḥstava)の蔵文経典における釈義

 

三谷真澄(龍谷大学国際学部 教授)

漢字·非漢字資料のデジタルアーカイブの現状

~龍谷大学古典籍·文化財デジタルアーカイブ研究センターの挑戦

 

高 穎(中国蔵学研究中心 副研究員(※准教授相当))

チベット仏教大中観思想概説

 

※※※ 午後の部〈歴史文化研究〉 ※※※

〈第1部〉

岩尾一史(龍谷大学文学部 准教授)

四川から青海を経て敦煌へ:9-10世紀のチベット文化圏と交通

 

達哇次仁(ダワ・ツェリン)(中国蔵学研究中心 研究員)

葉巴噶挙(イェパ・カギュ)と達那(タルナ)寺について

 

拉先加(ラシャムジャ)(中国蔵学研究中心宗教研究所副所長、副研究員)

究明青海チベット仏教寺院名称中の歴史的関連情報

 

陳立健(中国蔵学研究中心 研究員)

雲南麗江ナシ族地域におけるチベット仏教の伝播と現状について

 

孟秋麗(阿音娜アインナ)(中国蔵学研究中心 副研究員)

モンゴル高僧察罕達爾漢・綽爾濟について

 

〈第2部〉

索南多傑(ソナム・ドジ)(中国蔵学研究中心図書館 館員(※学芸員近似))

吐蕃期における大日如来仏石刻造像およびその信仰の研究

 

岩田朋子(龍谷ミュージアム 准教授)

釈迦牟尼世尊絵伝に表される鬼子母神教化物語

 

能仁正顕(龍谷大学文学部 教授)

日本におけるチベット学研究の歩みと多田等観

 

李曼寧(龍谷大学 非常勤講師、世界仏教文化研究センター 客員研究員)

概説今枝由郎訳著『ダライ・ラマ六世彷徨恋愛詩集』

 

通訳担当

李学竹(中国蔵学研究中心 研究員)

李曼寧(龍谷大学 非常勤講師、世界仏教文化研究センター 客員研究員)

嘉木揚・凱朝(ジャムヤン・カイチョウ)(中国社会科学院世界宗教研究所 研究員)

 

 

 

 

 

 

主催
中国蔵学研究中心
共催
龍谷大学世界仏教文化研究センター
ポスター
2019年10月26日(土)北京・第四回日中蔵学研究セミナー並びに龍谷大学創立380周年記念事業「日中蔵学研究の現状」

【開催報告】2019年10月11日(金)研究セミナー「仏教交流の実相への視座―タイと日本の関係より―」を開催しました

開催日時
2019年10月11日(金)15:00~18:00
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 西黌2階 大会議室
講演者

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

2019年10月11日、村上忠良氏(大阪大学教授)による研究セミナー「仏教交流の実相への視座―タイと日本の関係より」が開催された。村上氏は仏教交流の実相へ迫るための手がかりとして、「小さな交流」と「交流の出発点」という二つの観点から講演された。

 

「小さな交流」とは、教団史レベルから語られる「仏教交流史」に回収されない個人的な仏教交流を指す。「小さな交流」は多くの場合、偶発的状況のなかで行われ、歴史的事象として記録されることはほとんどない。だが、実際には「小さな交流」経験の蓄積によって、次の交流が生み出される。村上氏は、タイ北部のシャンの在家朗誦師・チャレーの遊行宗教活動に関する自身のフィールドワークを通して、このような印象を持ったという。

 

その後、タイと日本の「小さな交流」の具体例として、タイで出家した日本人僧侶に着目された。当初、出家した日本人の動機の多くは研究目的であった。すなわち、タイを調査する手がかりを求めたフィールドワーク的な一時出家だったのである。その一例として、1942年に出家した佐々木教悟や、1958年に得度した石井米雄などが挙げられた。同様に欧米出身の研究者が出家した事例もあったが、その数は少ない。こうした背景には、日本人がそもそも仏教と馴染み深く、出家に対して抵抗が薄かったことがある。日本人出家僧の中には、プラ・ミツオ・カウェーサコーやプラ・ユキ・ナラテボー、藤川チンナワンソ清弘などのように、長期に渡って出家生活を送った者もいた。

 

このように、日本人が出家を通してタイ仏教に接近しようとする試みは、現地の仏教徒にも好意的に受け入れられている。さらに、日本語の仏教書や自伝の出版、瞑想会や講演会の日本開催などを通して日本社会にも受容されている。村上氏によれば、タイの日本人出家僧の数は実際には非常に多いと推測されるという。タイと日本の仏教交流は、こうした個々人の体験が重要な役割を果たしていると考えられる。

 

また村上氏は、「交流の出発点」について、日本とタイの仏教が「同じ仏教である」という認識が、むしろ足枷になっている可能性を指摘した。現在、日本の伝統仏教教団のタイにおける存在感は無いに等しい。「同じ」仏教という視点から出発する交流により、逆に両者の「違い」が際だち、結果的に日本仏教の認知度が低い状況を作り出していると分析された。

 

ただし、創価学会や世界救世教、天理教など、日本の新宗教のタイ伝道は一定の成果をあげているという。伝道では、いかに異なる実践を他者に受け入れてもらえるかが重要となる。新宗教はすでに日本国内で「異質」として扱われた経験を有しており、それが異なる宗教伝統に対する伝道面で有利に働いている。そのため、実践の経験値が少ない日本の伝統仏教と比較すると、新宗教は現地の宗教伝統との交渉に長けているのであると述べられた。

 

討論会では、シャンの在家朗誦師・チャレーに対する質問が相次いだ。チャレーは節をつけて仏教書を朗誦し、移動しながら様々な宗教サービスを行う半俗の宗教者で、シャンの宗教文化を支えている。村上氏は彼らの活動の具体的内容やそれを支える生活基盤などについて詳しく解説された。他にも、大乗国出身の日本人出家僧の印象等について活発な質疑応答が交わされ、セミナーは滞りなく終了した。

 

講師の村上忠良氏

 

司会の林行夫氏

 

会場の様子

 

 

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 

研究セミナー   

 

仏教交流の実相への視座―タイと日本の関係より―

村 上 忠 良 (大阪大学 言語文化研究科 教授)

 

開会挨拶・司会  林   行 夫

(龍谷大学 教授、世界仏教文化研究センター 仏教史・真宗史総合研究班長)

 

総合討論     参加者全員

開催日時     2019年10月11日(金)15:00~18:00

〈講演の部〉15:00~16:30

〈討論の部〉16:50~18:00

 

開催場所     龍谷大学 大宮学舎 西黌2階 大会議室

 

※一般来聴歓迎。お気軽にお越しください。

 

 

主催
龍谷大学 世界仏教文化研究センター(RCWBC)仏教史・真宗史総合研究班、龍谷大学 アジア仏教文化研究センター(BARC)「戦時下日本仏教」班
共催
龍谷学会
ポスター
研究セミナー「仏教交流の実相への視座―タイと日本の関係より―」

【ご案内】2019年10月19日(土)特別セミナー「多田等観と釈尊絵伝をめぐる研究の現在」(第67回日本チベット学会大会共催事業)

開催日時
2019年10月19日(土)15:30~17:00
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 清和館3階ホール
講演者

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

特別セミナー

多田等観と釈尊絵伝をめぐる研究の現在

(第67回日本チベット学会大会共催事業)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

報告1 「東洋文庫所蔵の多田等観関連資料について」

岩田   朋子(龍谷大学 龍谷ミュージアム 准教授)

 

報告2 「多田等観が法隆寺に送った維摩経」

能仁   正顕(龍谷大学 文学部 教授)

 

報告3 「釈尊絵伝における「降兜率」について」

岡本   健資(龍谷大学 政策学部 准教授)

 

コメンテーター

宮治    昭(龍谷大学 名誉教授)

 

 

開 催 日 時  2019年10月19日(土)15:30~17:00

開 催 場 所  龍谷大学 大宮学舎 清和館3階ホール

 

 

※申し込み不要、お気軽にお越しください。

 

 

 

主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター(RCWBC)
共催
龍谷学会、日本チベット学会
ポスター
特別セミナー「多田等観と釈尊絵伝をめぐる研究の現在」(第67回日本チベット学会大会共催事業)

【関連行事案内】龍谷大学創立380周年記念事業「世界宗教フォーラム」を開催

開催日時
2019年11月16日(土)10時30分~15時40分
開催場所
龍谷大学深草キャンパス和顔館地下1階201教室(京都市伏見区深草塚本町67)
講演者

創立380周年記念事業「世界宗教フォーラム」を開催

 

龍谷大学は創立380周年記念事業の一環として、「自省利他」をテーマとする世界宗教フォーラム「自省利他の社会を求めて」を開催します。

フォーラムでは「自省利他」が、世界の諸宗教ばかりではなく実業界や科学技術界においてもいかに重要な働きをしているか、いかに世界の未来を左右するキー・コンセプトであるかを、諸方面の方々に語っていただきます。

先ず基調講演をしてくださるのは、低利融資によって貧困層の自立を支援し、ノーベル平和賞を受賞されたユヌス氏。氏の事業は社会課題の解決を目的とするソーシャルビジネスの最も典型的な成功例とされ、まさに「自省利他」の事業化と言えます。

特別講演では、森本公誠氏(東大寺長老)、ハンス ユーゲン・マルクス氏(藤女子大学学長・カトリック司祭)、吉川弘之氏(日本学士院会員・東京大学第25代総長)、熊野英介氏(アミタホールディングス代表取締役)がそれぞれ仏教、イスラム教、キリスト教、工学、企業における自省利他についてお話しいただきます。

最後に、特別講演の講師がパネルディスカッションを行い、「自省利他」の未来を描きます。

 


 

 

【テーマ】自省利他の社会を求めて

In Search of Introspective Altruistic Society Not Yet Coming

 

【基調講演】ムハマド・ユヌス(2006年ノーベル平和賞受賞者)

【特別講演】森本 公誠(東大寺長老)

ハンス ユーゲン・マルクス(藤女子大学学長、カトリック司祭)

吉川 弘之(東京大学第25代総長、日本学士院会員)

熊野 英介(アミタホールディングス株式会社代表取締役)

【参加費】無料

【備 考】参加希望の方は、事前にお申込みください。(※多数お申込みいただきましてありがとうございました。定員に達しましたので申し込み受付を終了しました。

 

参加申し込みサイト https://www.ryukoku.ac.jp/form_wrf/

 

ポスター
【チラシ】龍谷大学創立380周年記念事業「世界宗教フォーラム」

【2019年7月18日(木)】共催事業のご案内 2019年度第2回RINDASセミナー「ベンガルの大地に生きる仏教徒たち―ムスリムとヒンドゥーのはざまで―」

開催日時
2019年7月18日(木)13:15~14:45
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 西黌2階 大会議室
講演者

共催事業

 

 2019年7月18日(木) 2019年度第2回RINDASセミナー (2018年度特別研究員研究成果報告会)

日時:2019年7月18日(木) 13:15~14:45

場所:龍谷大学大宮キャンパス 西黌(せいこう)2階・大会議室

[大宮キャンパス・アクセス]
京都市下京区七条大宮(京都駅から徒歩約15分)
http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_omiya.html
[大宮キャンパス・施設地図]
http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/omiya.html
(会場は、上記リンク地図内⑥番の建物になります。
地図は、右方向が北になっておりますので、ご注意ください。)

 

講演者:若原雄昭(龍谷大学)

題目:ベンガルの大地に生きる仏教徒たち

       ―ムスリムとヒンドゥーのはざまで―

 

使用言語:日本語

どなたでもご自由にご参加いただけます。

共催:龍谷大学アジア仏教文化研究センター (BARC)

龍谷大学世界仏教文化研究センター (RCWBC)

 

問い合わせ先:

井田克征(IDA Katsuyuki)
E-mail: ida@ad.ryukoku.ac.jp

(資料等準備の関係上、ご参加される方は事前にご一報いただければ幸いです。)

 

 

 

主催
龍谷大学南アジア研究センター(RINDAS)
共催
龍谷大学アジア仏教文化研究センター(BARC)
龍谷大学世界仏教文化研究センター(RCWBC)

【開催報告】第6回『歎異抄』ワークショップ 

開催日時
2019年6月21日(金)~23日(日)
開催場所
大谷大学 (京都市北区小山上総町)
講演者

2019年6月21日(金)から23日(日)にかけて、大谷大学を会場に第6回『歎異抄』ワークショップが開催された。

本ワークショップは、学術交流協定を結ぶ大谷大学真宗総合研究所と米国カリフォルニア大学バークレー校東アジア研究所、龍谷大学世界仏教文化研究センターの三研究機関が主催するもので、今回で6回目となる。この度も円智『歎異抄私記』(1662年)・寿国『歎異抄可笑記』(1740年)・香月院深励『歎異抄講義』(1801-8年)・妙音院了祥『歎異抄聞記』(1841年)という四つのテキストごとに班にわかれ、各註釈書の精読と英訳作業が行われた。また期間中には、親鸞仏教センターの東真行氏が“Kaneko Daiei’s Understanding of the Tannishō”と題して、大谷大学の鶴留正智氏が”Ryōshō’s Methodology”と題して英語で講演した。アメリカ・カナダ・韓国・中国・日本・ミャンマーなど、世界各国から研究者が参集し、活発な議論が交わされた。なお次回のワークショップは2020年3月、アメリカBerkleyの浄土真宗センターを会場に行われる予定である。

 

オープニングセッションの様子

 

翻訳作業の様子

 

プレゼンテーションの様子

 

懇親会の様子

 

【開催報告】研究セミナー「戦前・戦後における日本とミャンマーの仏教交流史」が開催されました。

開催日時
2019年6月28日(金)15:00~18:00
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 清風館3階 共同研究室1・2
講演者

2019年6月28日(金)、小島敬裕氏(津田塾大学准教授)による研究セミナー「戦前・戦後における日本とミャンマーの仏教交流史」が開催された。小島氏は、大学卒業後に日本語教師としてミャンマーに渡り、その後、現地で出家するなど、豊富な知識と経験を持つ。

講演では、1940年代にミャンマーに渡った仏教研究者・上田天瑞の上座部仏教観の変遷や、上田とともに日本人戦没者の遺骨収集に参加し、世界平和パゴダ建立に尽力した市原瑞麿を紹介しつつ、戦後日本とミャンマー各地に建立された戦没者パゴダ供養塔をめぐる問題などについて議論された。

 

上田天瑞は南方仏教研究のためタイへ渡航するも、直後に太平洋戦争が勃発。日本陸軍のミャンマーでの作戦に合流することになった。当時の上田の手記には、不殺生戒を理由に直接的な戦争協力を避けるミャンマー僧侶らの姿勢を批判する記述が目立つ。だが、戦後には一転、戒律厳守を積極的に評価するようになった。こうした態度の変化について、小島氏は、上田の遺骨収集活動への参加が影響していたと指摘する。上田は戦後、ミャンマーでの日本人戦没者の遺骨収集を通して戦争の悲惨な現実を目の当たりにした。そして帰国後、自身が住職を務める寺に戦没者供養塔を建設し、パゴダ納骨堂の建立も検討した。こうした経験が戒律厳守に対する上田の態度を改めた。

また、上田とともに遺骨収集に参加した市原瑞麿は、ミャンマー連邦仏教会と交渉し、世界平和パゴダの建設を進めた。この際、戦没者の遺骨を釈尊像と一緒にパゴダに祀る構想をめぐり、ミャンマー側と諍いがあったものの、1958年にミャンマー政府と日本人の寄進によって、戦没者出兵の地である福岡県門司市に世界平和パゴダが完成した。以降、日本人が同様のパゴダ型の戦没者供養塔を国内外に建立した。

講演後半では、パゴダ型供養塔に対するミャンマー人仏教徒の認識や、供養塔の存在意義の変遷、世話人たちの高齢化にともなう供養塔の維持困難な現状などが報告された。

講演会には南伝仏教や東南アジアの仏教史の専門家の他、龍谷大学学長や多数の学生らが参加した。質疑応答では、ミャンマー仏教と他の上座部仏教との違いや、日本人側に現地人を慰霊する発想が見られない理由、また維持困難なパゴダ型供養塔の将来などについて熱心に質疑応答が交わされた。入澤学長からも、パゴダを「墓」と同等に捉える日本人の理解と、実際のパゴダの伝統との齟齬などについて指摘がなされた。これに対して、日本とミャンマー間でパゴダをめぐる認識の齟齬が見られつつも、一方でパゴダ建立が互いの交流促進に貢献しているのではとの見方が示されるなど、活発な討議を経て講演会は終了した。

 

 

講演者の小島敬裕氏

 

会場の様子

 

会場の様子

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

研究セミナー   

 

戦前・戦後における日本とミャンマーの仏教交流史

小 島 敬 裕 (津田塾大学 准教授)

 

開会挨拶・司会  林   行 夫

(龍谷大学 教授、世界仏教文化研究センター 仏教史・真宗史総合研究班長)

 

総合討論     参加者全員

開催日時     2019年06月28日(金)15:00~18:00

〈講演の部〉15:00~16:30

〈討論の部〉16:50~18:00

 

開催場所     龍谷大学 大宮学舎 清風館3階 共同研究室1・2

 

※一般来聴歓迎。お気軽にお越しください。

 

主催
龍谷大学 世界仏教文化研究センター(RCWBC)仏教史・真宗史総合研究班、龍谷大学 アジア仏教文化研究センター(BARC)「戦時下日本仏教」班
共催
龍谷学会
ポスター
研究セミナー「戦前・戦後における日本とミャンマーの仏教交流史」ポスター

第6回『歎異抄』ワークショップ 参加者募集のご案内

開催日時
2019年6月21日(金)~2019年6月23日(日)
開催場所
大谷大学 (京都市北区小山上総町)
講演者

龍谷大学世界仏教文化研究センター、大谷大学真宗総合研究所と米国カリフォルニア大学バークレー校東アジア研究所(以下、IEAS Berkeley)の三研究機関は、学術交流協定を締結しております。龍谷大学世界仏教文化研究センター・大谷大学真宗総合研究所・IEAS Berkeleyは、あらゆるレベルでの研究者間の真宗学研究の学術交流を促進することの重要性を認め、日本における仏教理解に大きな影響をもたらした『歎異抄』に関する前近代及び近代の研究の翻訳と解釈に重点を置いた5年間の研究プロジェクトに協力することを決定しました。その中でも最重要事業として年に2回のワークショップを行なっています。

ワークショップは基本的に英語で行われ、日本語の使用は最小限になります。対象となるテキストは古文と近代日本語が中心であり、いくつか漢文と英語の資料も使用します。参加者には、事前に割り当てられた資料を読んでくることと、場合によってはその内容に関する英語のプレゼンテーションをすることが求められます。

本ワークショップを共催する3大学に所属している必要はなく、どなたでも御応募いただけますが、特に意欲ある大学院生を歓迎します。古文や近代日本語を読むことができ、仏教思想や文化に慣れ親しんでいる方、仏教に学問的関心を持ち、英語で議論に参加できる方であれば、国内外の大学院生を幅広く募集しています。

 

詳細は、以下のサイトを御覧ください。

第6回『歎異抄』ワークショップ

 

共催
大谷大学真宗総合研究所
The Centers for Japanese Studies and Buddhist Studies at the University of California, Berkeley
龍谷大学世界仏教文化研究センター