仏教史・真宗史総合研究班
【明治・大正期の龍谷大学関係雑誌】
基礎研究部門
仏教史・真宗史総合研究班
A Study of the Related Magazines of Ryukoku University in the Meiji and Taisho Eras
2023年度~2025年度
研究代表者
中西 直樹(文学部教授)
共同研究者
内手 弘太(文学部准教授)
近藤俊太郎(本願寺史料研究所研究員)
岩田 真美(大阪大谷大学教授)
菊川 一道(筑紫女学園大学非常勤講師)
研究種別
共同研究
概要
明治・大正期には、多数の真宗関係の雑誌が創刊された。本学に関わる雑誌だけでも相当数に及ぶ。龍谷大学大宮図書館には、これら貴重な雑誌が多数保管されている。しかし、その存在があまり知られていない雑誌もあり、欠号や欠損頁も多い。また、保存状況もあまり良好とは言えず、今後閲覧に供していくことで破損していく危険性も高い。
これら雑誌は、10数年後に迫った本学400周年の年史編纂事業にあたっての貴重な文献史料となるだけでなく、将来に亘って本学が保管に万全を期すべき資料であることは明白である。
ついては、これら雑誌のデータベース化を図り一部を復刻するとともに、雑誌刊行の背景や刊行の意図などについて研究したい。特に本学にとって重要な雑誌である『The Hansei Zasshi』(『欧文反省雑誌』)の復刻を中心とする。