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『女人往生聞書』『存覚法語』の研究

基礎研究部門
親鸞浄土教総合研究班
真宗善本典籍研究プロジェクト
A Study of “Nyoninojyokikigaki” and “Zonkaku Hogo”
2024 年度~2026 年度

研究代表者

高田 文英(文学部教授)

共同研究者

玉木 興慈(文学部教授)
高田 文英(文学部教授)
内手 弘太(文学部准教授)
川添 泰信(龍谷大学名誉教授)
貫名  譲(大阪大谷大学教授)
河智 義邦(岐阜聖徳学園大学教授)
佐々木隆晃(相愛大学准教授)
岩田 真美(大阪大谷大学教授)
田中  真(浄土真宗本願寺上級研究員)
冨島 信海(龍谷大学非常勤講師)
長宗 博之(龍谷大学非常勤講師)
西河  唯(龍谷大学非常勤講師)
榎屋 達也(龍谷大学非常勤講師)
都河 陽介(龍谷大学非常勤講師)
桑原 昭信(龍谷大学非常勤講師)
真名子晃征(筑紫女学園非常勤講師)
福井 順忍(龍谷大学研究生)
安部 弘得(龍谷大学研究生)
釋氏 真澄(龍谷大学研究生)

研究種別

共同研究

概要

 龍谷大学大宮図書館所蔵の貴重本の内、真宗関連の古典籍について書誌学的・文献学的研究、並びに思想的・教義学的研究を進める。本研究プロジェクトでは、昨年まで研究を行った存覚(12901373)の著作を引き続き研究対象とする。その中でも、特に存覚撰『女人住生聞書』(南北朝時代写本、一冊)並びに『存覚法話』(室町時代写本、一冊)の文献学的、教義学的研究を進め、親鸞から存覚に至る真宗における女人救済論の変遷を再検証することを課題とする。さらに、現代におけるジェンダー、LGBTQ+、セクシュアリティ等の課題を視野に入れながら、真宗教学史上において女性の往生成仏がどのよう理解されてきたのかを考察し、さらに今後実践伝道学な課題にも有意義な成目指す。