基礎研究部門「西域総合研究班」の研究グループ3「モンゴルの仏教寺院址の調査研究」代表の村岡倫教授がモンゴル国より勲章を授与されました【世界仏教文化研究センター】
2025.02.25
世界仏教文化研究センター基礎研究部門「西域総合研究班」の研究グループ3「モンゴルの仏教寺院址の調査研究」代表の村岡倫教授が、このほど、モンゴル国より「勲章」を授与されました。30年にわたるモンゴル国内での研究に対する功績が認められたもので、当研究班としても、たいへんな栄誉であると思います。
今後も、モンゴル科学アカデミー考古学研究所との関係を強化し、様々な形での研究成果が挙がることを期待しています。
西域総合研究班代表
三谷真澄
文学部教授の村岡倫先生がモンゴル国より勲章を授与されました【文学部】【文学研究科】 | ニュース | 龍谷大学 You, Unlimitedryukoku.ac.jp
参考「西域総合研究班」
グループ1 大谷探検隊将来文字資料の調査研究(代表:三谷真澄)サブリーダー:中田裕子
グループ2 西域仏教美術の調査研究(代表:宮治昭)サブリーダー:福山泰子
グループ3 モンゴルの仏教寺院址の調査研究(代表:村岡倫)サブリーダー:藤原崇人
第二次大谷探検隊の行なったモンゴル調査の検証をなす。第二次大谷探検隊によるモンゴル調査はモンゴル研究の先駆をなしながら、これまで十分に検証がなされてこなかった。近年、大谷大学のチーム(代表:松川節)が現地調査を敢行し、研究の先鞭をつけており、大谷大学とも連携をとりながら、エルデネ・ゾー僧院の調査を検証していく。また、本学独自の調査で、2016年において、モンゴル国西部のゴビアルタイ県シャルガ郡ハルザン・シレグ遺跡から13世紀初頭の仏像の一部が出土しており、さらに、2019年には、1250年代に建立された釈迦院遺跡の発掘調査を行なっている。その成果を踏まえて、今後もモンゴル国の関係機関との連携も視野に入れた研究活動を継続する。
グループ4 西域仏教遺跡と大谷探検隊の調査研究(代表:入澤崇)サブリーダー:岩井俊平
グループ5 小川貫弌氏旧蔵資料の調査研究(代表:佐藤智水)サブリーダー:市川良文
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