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真宗聖教の文献学的研究―世親『無量寿経論』をモデルケースとして―

基礎研究部門
特定公募研究(共同)
Philological Study of Sacred Shin Buddhist Texts: Vasubandhu’s Wuliangshoujing-lun as a Model Case.
2024年度~2025年度

研究代表者

内田 准心 (文学部准教授)

共同研究者

壬生 泰紀(文学部講師)
佐々木大悟(短期大学部准教授)
上野 隆平(龍谷大学非常勤講師)
辻本 俊郎(塾講師・大阪経済法科大学非常勤講師客員研究員)
高務 祐輝(龍谷大学非常勤講師)
都河 陽介(龍谷大学非常勤講師)
北山 祐誓(龍谷大学非常勤講師)

研究種別

共同研究

概要

本研究は、七祖聖教を中心とした浄土真宗の教理史における重要文献を対象として、精緻なテキストクリティークを施し、当該文献の形成された時点の歴史的視点を導入することで、より厳密な文献理解を目指すものである。そのために今回は、世親『無量寿経論』に焦点を当て、批判的校訂テキスト及びそれにもとづく訳註を作成する。それにより、世親『無量寿経論』、それを受けた曇鸞『往生論註』、さらには『教行信証』をはじめとする親鸞の著作群、それぞれの浄土教思想解明のための基礎資料を提示する。